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★見世物大博覧会(国立民族学博物館)を見に行ってきたよ★

万博記念講演の中にある国立民族学博物館で行われている特別展示「見世物大博覧会」に行ってきましたヾ(*´∀`)ノ

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折しも本日は関西文化の日と言うことで、万博公園への入館料、国立民族学博物館への入館料、そして特別展への入館料と全て無料で観覧できちゃいました。

無料開放デーということを知らずに、「ぐるっとミュージアムパス」という3カ月有効なパス&割引券(1000円)をこの日から使いはじめようと持って行ったのですが、出番はありませんでしたw
ミュージアムパスを使うより安いので大歓迎なんですけどねw


ということもあって、駅も、公園内も人でいっぱい、混雑を心配しましたが、無料ということもあってか人の流れが早く、ストレスなく楽しむことができました。



「見世物」ってなんでしょう。


ダレンシャンというnittiが子供時代に愛読した児童書は奇妙なサーカスから物語が始まります。
蛇の鱗の肌をした蛇少年エブラ・フォンをはじめとして、胃がふたつある男に、骸骨男、よじれ双子、歯女と異形のものたちが集まるシルクドフリーク。

こどものころは何も思いませんでしたが、前時代の遺物という感すら漂う「見世物小屋」というやつですね。西洋では19世紀〜20世紀初頭にかけて、異形=フリークスの興行が人気を博していたそうです。近年は人権の観点から、そういった興行は行われていないとのことですが。

以前中国かどこかで、小人症のひとを集め、ショーをしていたテーマパークが糾弾されたことがありました。
一般から外れた人を見世物にするというのはいかにも趣味の悪いことにも思いますが、そこでこそ、個性を発揮して働けるのだとしたら・・・なんて議論がされていて考えさせられたのです。
オカマバーでオカマを笑うのか、はたして笑わされているのか。


有名作家の作品をたどってみても、
カフカの「断食芸人」やガルシアマルケスの「大きな翼をもつ、ひどく年取った男(エレンディラにに収録)」など見世物を描いた作品で印象に残っているものは結構あります。
暗くて卑屈で、でも怖いもの見たさもあってか目が離せない作品、だからこそ強く印象に残っているのです。


日本にも昔は、といっても両親が子供の頃なんかは見世物小屋があったと言います。
正直アングラなイメージが付きまとうし、子供の頃は教育上良くないからと、入らせてもらえなかったなんて話も聞きました。
一方で江戸時代には、大いたち=大きな板に血がついてるだけ、大アナゴ=大きな穴に子供が入っているみたいな子供だましのようなものもあったとか。
どんどんイメージだけがふくらんで、見世物小屋のイメージはごちゃごちゃとよくわからないことになっております。




さて、またも前置きが長くなりましたが、本展示では、否定的な文脈の中で語られることの多い見世物小屋を、アンダーグラウンドというよりは、日の元に出しても大丈夫な内容の展示ではありましたが、様々な視点からみていくことができるつくりとなっていました。

今回鮮烈に焼き付いたのは、一番最初のコーナーに展示されていた。
人間ポンプという芸をやっていた安田里美さん
映像展示もありまして、油を飲んで火を吹いたり、金魚を飲み込んで胃の中で釣り針で釣り上げたり、碁石をのんで色をわけて出したり、目でバケツを持ち上げたり・・・・・・・
どれを見てもいたそうで怖く、・・・・ちょっと見ていられないくらいでした。
タネも仕掛けもあるんだよ、といってくれれば楽なのですが、きっとないんでしょうね。

吉田さんは白子として生まれ、4歳で興行主に引き取られて、6歳で舞台に立って行こう見世物小屋一筋の
人生だったという壮絶な人生だったという。

この吉田さんにかかわる展示以外は、いわゆる見世物小屋的要素はなくて、
皿回しや梯子芸などの曲芸や、女相撲、獅子舞、科学展示(エレキテルとか)、曲馬、動物展示、それらのポスターが大半を占めていました。
ちょっと拍子抜けかもしれません。確かに見世物小屋だけにフォーカスしたものじゃないから当たり前なんですけどね。


しかし、このポスターがなかなか掘り出し物で、
いかに客に興味をもたせるかという点に執心しており、デザインにしろ、煽り文にしろ良くできているのです。真似したくなるくらいです。
大衆文化に訴えかけるものはわかりやすくセンスがいいことが大切なんだろうとわかります。

ポスターを見ながら気になったのですが、いつごろから文字は左から右に書くようになったんでしょうね?


あとは獅子舞の魅力に気づいたことも大きな収穫でした。
各地での祭りの見世物の様子が映像で流れており、ねりあるくような獅子舞ではなく、曲芸の要素が強い曲獅子2人で演じるからこそ動きに意外性があって、迫力がすごくかっこええのです。






続いて2階へ上がると、見世物とモノと題して、見世物で使われる展示物にフォーカスを当てたコーナーが続きます。
貝細工は綺麗で興味深く、どの作品も「竹島ファンタジー館」から借り受けているようでしたので、
近くを訪れた際には是非、立ち寄って見たいものです。
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竹島ファンタジー館




人形類の展示の中でひときは目を引くのが「菊人形」
菊人形というと、犬神家の一族しか思い出せないのですが、案外ポピュラーな見世物であるようですが、他の花の人形はないようなのです。
確かに菊は色も豊富で、小ぶりで密集して咲かせることもできるので、向いているのかもしれませんが・・・。


こうした展示たちも、たとえば、珍獣奇獣といった動物展示は動物園の登場で、映画の登場で生人形といわれる、リアルな人形の展示などが消えていったのだと言います。生人形を作っていた職人はマネキンを作るようになったんだとか。

それらは、「動物園」「博物館」「水族館」などにつながっているのでしょう。いくぶん毒気は抜けているかもしれませんが。



そうやって、ひとつひとつみていって、一番最後は
「寺山修司コーナー」とでもいうべき内容でした。
寺山修司が「天井桟敷」という劇団を主宰して「青森県のせむし男」、「大山デブ子の犯罪」だとか、「毛皮のマリーズ」なんかの作品があったらしいということは知っていましたが、
具体的にどういった内容だったかはよく知りませんでした。

どうやら、それらは「見世物小屋の復権」を提唱し、あのアンダーグラウンドな雰囲気の見世物小屋の流れを汲み、そして祝祭的な空間を生み出そうとしたものであったようです。

「奇優怪優侏儒巨人美少女募集」という募集をかけたというのだから。



最近寺山修司の「幻想図書館」という本を読みました。
「怪物たちのカーニヴァル」と題した章では、「彼らは<不具>ではなく<祝祭人間>的であると」繰り返し繰り返し主張していた。その主張がまさに、本展示の最後に繰り返されておりました。
この展示をみて、その主張の意図するところが腑に落ちました。






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本日万博記念公園内では「ABCラジオ」のイベントもやっておりたくさんのブースが出ていました。
さらりとしかみていませんが、うっかり、れんこんが安くて買ってしまい・・・

せっかく、細身のジャケット着て、ネイルもやって、普段の財布すら入らないんじゃないのって小さなカバンで私なりにオシャレして行ったというのに、
手には巨大なレンコンのビニール袋が、なんて全然テンション上がらない!!!!

しかも初っぱなに買ってしまうと言う愚行
(まぁ一人で行ったから気合い入れる必要なんてないんだけどねw)

日の出みりんも安くて良かったのですが、さすがにそこは思いとどまりました(ㅎωㅎ*)


ちなみに「日本民芸館」の方もせっかく無料だったので行きました。今は河井寛次郎という方のやきものを中心とした展示でしたが、よく分からんなぁ(ㅎωㅎ*)
というのが正直な感想です。やきものは結構好きなんですが、余りにも渋すぎた。
年を取ったら良さが分かるようになるのかしら。
[ 2016/11/21 00:07 ] 大人のための自由研究 | TB(0) | CM(0)

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