★旧字体(旧漢字)知ってますか?世界がもっと面白くなる小さなTIPS★

旧字(旧漢字)ってご存知ですが?

現在25歳になるゆとりまっしぐらのnittiにはあんまり馴染みのないものですが、
例えば「讀賣」や「證劵(券)」、「藝術」が旧字体 と言われると納得される方も多いのではないでしょうか。
旧字体を苗字に使用しているお家も多いですよね。
齋藤とか、廣田(広田)、濱田(浜田)、澁澤(渋沢)とか・・・


あとは、博物館や美術館、郷土資料館なんかに行くと目にすることも多いですし、nittiはお仕事でときたま明治時代の書類とかを見る羽目になることがあって…出くわします、ね。

昔、ちょっとかっこいいなぁなんて思って、燈(灯)だとか、鐵(鉄)、團(団)に蟲(虫)、虛(虚)、螢(蛍)などと旧漢字と知らずと覚えてみたこともありましたがある時まで全然気にもとめていませんでした。

その旧漢字を意識することになったきっかけは、母から聞いた祖母のエピソード、

母が小学生だった時、祖母からよく「今は●●をどげんかくかね」と尋ねられたのだそうです。
当時の母は、「私のお母さん(祖母)はこんな漢字もしらない人なのかしら」と少し悲しく思ったと聞いています。


祖母は孫の私が言うのもなんですが、はっとするほど達筆で、頭のいい人です。齢86を数える今でもかくしゃくとして、記憶力もわたしたち以上にはっきりしているくらいです。
戦後は小学校の先生をしたりして、まさか漢字が分からないなんて事があるはずも・・・という人です。


ですが、漢字が分からなかった。正確に言うと当時使われていた「新漢字」がわからなかったのです。


1946年内閣告示により新たに制定された新字、当時どのように漢字が置き変わっていったのかは知りませんが、
一般に広く使われている漢字を、一斉に変えて、現在では殆どその痕跡が残っていないってすごいと思いませんか?
※1946年といえば終戦の翌年、天皇の人間宣言があった年ですよね。なんて怒濤の時代でしょうか。
もしかすると混乱期だからこそ、逆にあっさり受け入れられたのかも知れません。

私をはじめ、旧字がほぼ消え去ったのちの世代は、旧字を旧字として認識しておらず、別の漢字と見なしている人もいるのではないかと思います。
nitti自身、なぜこんなによく似た字があるのかしらと不思議に思うこともありました。

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これ読むことできるでしょうか。
愛媛にある、「坂の上の雲ミュージアム」に展示されていた、小学校の教材です。まず右から左に読むのですが・・・

「面及体図」つまり面の体図ということらしい。(ちょっと意味が分からないですが・・・)
體は体、圖は図なんですよね。
訪問当時は読めなくって大分考えたのを覚えています。



ずっと気になっていた旧字について包括的に知りたいと思い、
「旧漢字・旧仮名便利帳」なる物を図書館から借りてきてみましたが、なんとも面白い!!
この一冊を流し見るだけで、いろいろな発見や、考える所がありました。



旧字自体は、原型をとどめている事が多く、大半の漢字は、違和感がありつつも読むことができます。
ですが、例えば、
舊(旧)、盡(尽)、圖(図)、數(数)、聲(声)、淸(清)、晝(昼)、當(当)、傳(伝)、戀(恋)、靈(霊)、兩(両)、與(与)、豫(予)、雙(双)、學(学)、竊(窃)、鬭(闘)、點(点)、臺(台)、缺(欠)、辯(弁)、廳(庁)
と表記したのだそうです。
これは確かに、新字体に変わって、助かったなぁーと思うところ。
昼の字なんかはびっくりですよね。豫の字は中国の観光地の名前にあったなぁとか・・

シンプルになった字も多いですが、モノによっては大して手間が変わっていない物もあって、
本当に変える必要あったのかしらというのもありますが・・・w



いろいろとみていると、常用漢字は新字が定められたものの、その他の漢字では元の姿が残っているのだろうと想像できる字も見つけられます。
小中学校の頃、なんでこんなに欠陥品が多いのかしらややこしいのかしらと思ったのが懐かしいです。

綠(緑)、錄(録)・・・碌(ろく)でもない、篆書、等
齡(齢)、繼(継)・・・齟齬などの齒(歯)の字、継ぐ
練(練)、鍊(錬)・・・煉獄の練など
飯(飯)、飮(飲)・・・餌(えさ)、飴など
纖(繊)・・・殲滅の殲など
淺(浅)、殘(残)・・・餞別、賤(いや)しい
隨(随)・・・遣隋使など
轉(転)・・・囀(さえず)る
險(険)・・・瞼(まぶた)
肅(粛)・・・刺繡
繪(絵)・・・檜(ひのき)、 膾炙(かいしゃ)、鱠(なます)
※漢字出ず※(愉)・・・揶揄や喩(たと)えなど
※漢字出ず※(曜)・・・櫂と同じように羽が使われます
羽もややこしくって、羽をヨヨとしたり、あるいは羽としたり・・・本当不思議です


もっと適切な例がありそうなのですが、なかなか思いつかず、変な例も多くなってしまいました。

しんにょうは、元々点がふたつのしんにょう(辶)だったようですし、
涙や突、器、臭の大の部分は犬でした、
さらに、草冠は「艹」のように、全て間が途切れている訳です(見えにくいですが)
もっとさかのぼると艸になるのでしょうか・・・?


こうやってみていると、古い漢字は一層中国色を感じますね。
中国も戦後は簡体字を使用するようになり、日本の漢字より一層簡略化されていると聞きます。だから筆談でも伝わりにくいこともあるとか。
むしろ台湾や香港のほうが以前のままの繁体字を使用しているため、通じるのだとかなんとか・・・


ちなみに私の名前には「都」という字が入っているのですが、
旧字体では都と 変なところに点がついていて、ほくろがついているような間抜けさがあって変な気分です。

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今回の記事は、ただ一冊の辞典をぱらぱらめくって書いた感想なので間違っているかも知れません。そのときはこっそり教えてくださいね。
ネットで見ていてもこの分野についてはいろいろな方が考察していらっしゃいます。
http://ncode.syosetu.com/n2483cq/8/
こちらのページなんかすごく面白かったのですご紹介しておきます。


今回の記事を書くので、私のATOKが学習してしまって、しばらく気をつけないといけませんね。
以前虎ノ門ニュースの百田尚樹氏が、旧字について特集していた回(2016年2月23日放送分)がありましたが面白かったですよ!
今あいにくリンクは張れませんでしたが、これもまたおすすめです。


おお、これはすごいためになりました。たしかに、「明らかに旧字体と認識しているもの」と「別々と認識しているもの」がありますね。学とか虫とか、あとはなんか無駄に難しいやつとかは「そうかな?」って思うんですが、
燈とか雙とかは「まぁ漢字やし同じような意味が複数あってもええやん」レベルでしたww

漢字の調べ学習、小学校の時めっちゃはまってました・・・!
魚編とかのをどこまでマニアックなのがあるかとか、訓読みの長さとか、部首だけで書いた時の読みとか
[ 2016/06/30 10:25 ] [ 編集 ]

おはよう

漢字って知らない字もあれば、画数が多すぎて難しすぎて使えないだろって思うのまであるからねぇ~。
驚きだよねぇ(・。・;)
[ 2016/07/01 09:57 ] [ 編集 ]

M.I.Fさん、コメントありがとうございますヾ(*´∀`)ノ
旧字体、思ったより奥が深くて面白いです。旧字体自体も時代などによって変遷しているので、さらに複雑に。

漢字の調べ学習、面白そうですね。子供が自主的に楽しく学べれば勉強としては一番なんでしょうねヾ(*´∀`)ノ調べ〜はあんまりやったことはないですが、各学期と長期休暇に自学漢字100ページは、半ば義務感のようにやってましたw今思えば他の科目の授業中にもやっていたかもwww
本末転倒ですね〜。
[ 2016/08/30 05:55 ] [ 編集 ]

よしおさん
コメントありがとうございますヾ(*´∀`)ノ
漢字って奥が深いですよね!最近はパソコンばっかりつかうので、ふとした拍子に漢字で書けずにぞっとしますwww
どんどん忘れていっちゃうのでしょうか。
[ 2016/08/30 05:59 ] [ 編集 ]

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