★夷酋列像 @国立民族学博物館に行ってきたよ★

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特別展 夷酋列像(いしゅうれつぞう)
蝦夷地イメージを巡る人・物・世界

に行って参りました!
万博記念公園にある国立民族学博物館での会期は終了してしまいましたが・・・
全国巡回で色んなとこでやる・やった??みたいなのでまだどっかでやるかもかも??


実際訪れるまで、夷酋って何だろう?
どうやらアイヌの話らしいけれどポスターなどに描かれるお姿はアイヌ人のものというより、

中国の武将のよう。衣装が中華風ということもありますが。


ざっくりとパンフレットにあることをまとめていきますと
「夷酋列像」はのちに家老となる松前藩士・蠣崎波響(かきざきはきょう)が1790年に手がけた12人のアイヌ人を描いた絵で、この12人は前年に起きた「クナシリ・メナシの戦い」を納めるため松前藩に協力したアイヌの有力者たちなのだそう。

クナシリは国後、メナシは目梨でともに地名で、アイヌ人による一斉蜂起で、アイヌ人VS.松前藩(倭人)という形の物でした。
そこで松前藩に協力した有力アイヌ人たちというのがこの「夷酋列像」に描かれた12人なのです。
その12人と

残された絵はもちろん松前藩によるもの、果たしてその蜂起に正義があったのかも知れません。
そこんところは、nitti勉強不足で分かりませんが、
今回はとにかく絵が素晴らしいというところをじっくり見ていこうかと思います。

「夷酋列像」どうやら当時人気を博したらしく、ブザンソン美術考古学博物館で所有する原画であるとされる作品のみならず、たくさんの模写が作られました。
蠣崎波響による下絵や別バージョンもあれば、他の作者による模写もある・・・と言った具合です。



どれもすばらしく精緻な絵ではありましたが、やはり今回の目玉ブザンソン美術考古学博物館所蔵の12枚が
ホールに半円を描いて飾られた姿は、いくら見ても見飽きることはありませんでした・・・

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個人的なお気に入りは「ションコ」という人物の図像。
細かく描かれた衣服の文様に眼光鋭く老獪な表情、振り向きざまの構図にとなんだか惹かれてしまいます。

先日東京の若冲展に行ってきたんですが、それも含め、最近、これまで抱いてきた日本画のイメージが崩れつつあります(。・ω・。)


メイン夷酋列像を見終わったところで、今回の主目的は達した感がありましたが、アイヌの道具だとか、衣服(中華風に感じられたのは蝦夷錦と呼ばれる中国から樺太経由で渡来した高価な絹織物をまとっていたからのよう)、海外との取引材料であった毛皮製品等が展示されていました。

衣服に関しては中国のみならず西洋の・・・ロシアを想起させるような物もふくまれていますし、絵画のなかでそれらを身にまとうことで、身分の高い異人と示されたわけです。

また、興味を引いたのがラッコの毛皮、歯まで残っており、想像以上に大きい物で少しびっくりしました。
他には倭人・唐人・アイヌ人の女性を描いた三国美人図的な物に、北海道のあたりがが詳しく描かれ、結果そこだけが引き延ばされた姿の少々いびつな日本地図・・・

そういえば、お話好きの警備員さんがいらっしゃって、
作品について楽しくいろいろとお話くださったのが印象的でした。

あんまり美術館や博物館で警備員さんがお話したり解説してくださることってないんですけれど
お客さんが満員でないってのも加勢してかもしれませんが、自由な雰囲気を感じました。

そゆの、ちょっといいですよね。


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ゴールデンカムイの色紙がミュージアムショップに展示されていて、
アイヌ物だったのかぁーと。読んでみたくなりました★

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