★めでたい大観、ゆかいな若冲展@山種美術館に行ってきた★

東京旅行15

ぶらり出かけた東京旅行の目的の一つ、山種美術館で行われている「ゆかいな若冲・めでたい大観」
山種って何、どこってレベルからだったんですけどねw

美術館全く関係ないのですが、最寄りである恵比寿駅から、山種美術館までは結構歩くんですが、その途中に現れる巨大なダビデ像!!
「えーびすえきの改札口でーきみとさよーなーらー、したーよー♪」と脳内にはゆずの駅が流れていたところに、ダビデ像。このサイズですと股間をのぞき込む感じになってなんともいえない気持ちになりますw
本物は見たことないですが、なぜこんなにでっかっくレプリカを作ったのかしら。

なんか調べてみますとアパレルメーカーの「PAPAS COMPANY」のシンボルらしいですね。ほんなら服着せたらいいのに・・・なんて。

ネット記事を読んでいると、西洋裸体芸術はOKで日本の春画はアウト論などなんか、興味深い考察がされとりました。

東京旅行16

こちらが山種美術館。
「ゆかいな若冲・めでたい大観ーHAPPYな日本美術ー」

新春早々の展示ということもあり、鶴や亀、松竹梅に七福神、今年の干支の猿などの縁起物を集めた展覧会、
伊藤若冲の生誕300周年を記念し、若冲作品11点が見られるのだそうです。実際に見に行ってみると、若冲作品はスケッチなど軽いものが多く、むしろ他の作者の作品の方が見応えがあったように感じました。
日本画の展覧会は余り機会がなく訪れたことはないので、音声ガイドまで借りちゃったりしました。
大観が20世紀に生きていた、案外最近のひとってのに驚きました。



th_FullSizeRender 3
「鶴鼎図」 川端龍子 (1935)
鶴というのはこんなにも美しい生き物なんですね。すらりと伸びた首部分に魅せられて。
野生の鶴を、身に、そして写真を撮りに行きたい気がしてきました・・・!

20160117_1215536.jpg

http://chikoteku.jugem.jp/?eid=556
「竹」 横山大観 (1918)
裏面に金箔を貼り、絹の画布から漏れるうっすらとした輝き・・・・・・「裏箔」という技術だそうです。
竹自体はこんなにシンプルに描かれているのに目を離せません。


th_ダウンロード (1)
https://migle.gallery/event/334?type=image
「寿老」 下村観山 (1920)
七福神の一人寿老人、寿老人は鹿とセットと知れて勉強になりました。
鹿と老人のまなざしが優しく、落ち着く絵できにいりました。


狩野一信_七福神図

http://salonofvertigo.blogspot.jp/2014/05/19.html
「七福神図」 狩野一信 (1856−62)
今回の展示で興味を持った狩野一信。書き込みの細かさは感動ものです。どの人物がどの七福神なのかを考えながら見る絵解きもどきが(常識なのかもですがw)楽しいです。
白鹿にのあった寿老人、船の上の大黒天、鯛と一緒にいる恵比寿様
宴席の、弁財天、福禄寿(忘れてたw)、毘沙門天
橋を渡る布袋さん、です。


3d4bf3bfe6ed839b9122b366a947bef3.jpg
http://niji.lomo.jp/?p=1398
「不尽」小林古径 (1926)
富士山を描いたこの「不尽」。こんなに優しい富士は初めて見ました。こんなに縦に伸びて富士山の形から離れているのに、不思議と富士山と分かるという。色合いも染め物のように淡く後光の輝きも素敵です。
頂点が丸く3つに割れているのは「山峰型」といわれる富士山の描写方法なんだそうですよ。

A0119-065_b.jpg

「心神」 横山大観(1952)
こちらは王道の富士ですね。
この美術館の創設者山崎種二氏と交流のあった大観が、何枚も描いたという富士の絵のうち最後まで売らず、この美術館の設立のためならばとようやく売却を承諾したという作品だそう。古い本に富士を「心神」とよんだというところからきたこの表題、心の神というにふさわしい迫力と存在感でした。
ちなみに山崎種二氏は山種証券の創立者さんです。


th_FullSizeRender 4
「鯉」川端龍子 (1935)
日本画にこんなにリアルな表現があるとは。透明感があるのにこの細かさ。さらに今にも動き出しそうなその姿・・・
ちなみに龍子は別に女性ではありません。小野妹子と同じです。


th_images.jpg

「鯛」児玉希望(20th)(画像は山種美術館Twitterより)
フォービズムの画家のような色調。ですが現物を見れば確かに日本画なのです・・・・・・


th_jakuchu300th_01.jpg

「群鶏図」伊藤若冲(1795)
今回の展示の目玉とも言える作品群。老境の域に達した若冲の描く、ちょっとコミカルで生き生きとした鶏。
いよいよ4月に東京都美術館で開催される若冲展が楽しみになります。


o0421096013542792402.jpg

「五客図」瀧和亭(1886)

中国・宋時代の宰相、李昉(りほう)が5種の鳥を飼い、鶴を仙客、孔雀を南客、オウムを隴客、ハッカンを閑客、白鷺を雪客と名付け、絵にも描かせたという故事にちなんで描かれた図なんですよ。(山種美術館FB〉


とのことです。


img_11_m.jpeg
http://blogs.yahoo.co.jp/dogstar500ml/13283947.html
「伏見人形図」伊藤若冲(1799)(一番右)
今回のポスターにもなった若冲の作品。精密な動植栽絵を描く若冲さんのコミカルなかわいらしい絵もほっとします。


「河豚と蛙の相撲図」伊藤若冲(18th)(一番左)



th_FullSizeRender 7

「きん魚づくし ぼんぼん」歌川国芳(1842)
なんとかわいらしくどこか人間くさい金魚たち。やっぱり国芳好きだなー♥

th_FullSizeRender 6

th_FullSizeRender 2
上下逆にしてみました。
「両面相 だるま・げとふ、伊久・とくさかり」歌川国芳(1848−54)
上下逆さにしてみると別の顔に見えるという作品。


th_IMG_1982.jpg

「其まゝ地口猫飼好五十三疋」歌川国芳(1848)
国芳シリーズまだまだ続きます。当時から人気の絵師だったってのが分かるなー。


th_FullSizeRender 5
「白面笑壁のむだ書」歌川国芳(1848)
人気の歌舞伎役者を壁の落書きのようにおもしろおかしく描くというもの。美男ばかりが役者ってわけじゃないのね。



th_FullSizeRender 3

「墨林筆哥」柴田是真(1877−88)
これなんと、漆で描かれているのです。作者、柴田是真は色漆で画布や板に絵を描くという技法を行った画家で、
扱いづらい漆に、さらに漆の特性上、色が限られるというのにこれだけの表現ができるという点、すごいですね・
現物は繊細でつややか、美しい作品でした。

この展覧会の面白いところは作者が何歳の時の作品かの紹介があったことでしょうか。
そして、今回展示されていた作品には、若冲や大観、そしてその他の作者たちも70歳や80歳という高齢期の、円熟した作品が多く展示されていました。たとえば、斬新で、挑戦的な作品が70代で描かれたと知ると、驚き新鮮に感じることと思います。作者がいつ制作した作品なのかというのもおもしろい鑑賞ポイントになるのかも。



ランキング参加してます。
クリックしてくださるとすごく喜びます(○´∀`)ノ
にほんブログ村 大学生日記ブログ 理系大学生へ
にほんブログ村







なんというか適切な画像がなくってかなりごっちゃりした印象になってしまいました・・・・・・( ̄▽ ̄;)


東京旅行17
山種美術館から六本木美術館まで高級住宅街と噂の麻布を抜けて歩いてみました。
大きな豪邸がたくさんあるって訳ではないのですが、きっと地価がとんでもなく高いのだろうなと思うしだいです。おそろし。

東京旅行18
六本木ヒルズはゴハンも高いだろうと思った貧乏人nittiは、ちとはやめに一人ラーメンしてみました。そんなに食べないせいもあってラーメンの味ってよくわかんないんですよね。美味しかったのかはたまた普通だったのか・・・?

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://nitti00w.blog.fc2.com/tb.php/519-81e0ab85