★マルタ旅行記⑬謎に満ちたマルタの歴史ハイポジウム★

IMG_0844.jpg

最終日、マルタの世界遺産ハイポジウムの予約をしておきました。

このハイポジウム、古代エジプト文明などより古いといわれるマルタ古代文明、その中でも一層謎がつきない地下神殿で、今回の旅行ではnittiが一番感動した場所でもありました。
 マルタ本島に、ゴゾ島各地に点在するマルタの巨石遺跡は先史時代に築かれ、その数は30程にもなります。以前にご紹介したハジャーイム神殿やイムナイドラ神殿(⇒)もその一つ。数十トンにも及ぶ巨大な石をどうやって組み立てたのか、なかでも今回訪れたハイポジウムでは満足な道具もないこの時代に、石器等のみを用いて掘りあげられた神殿で、その深さは地下三階分にも及びます。想像するだに途方もないことに思われます。



費用は大人30ユーロと高価で、事前予約をしていく必要があり、しかも遺跡保護のために各回10人までの1日全6回(くらい)と、その予約がなかなか取りづらいので、諦めそうになっていたのですが、なんとかチケットが取れたため強行デス。


さて、前置きが長くなりましたが、このハイポジウムことハル・サフリエニ・ハイポジウム神殿(Hal Saflieni Hypogeum/Holy of Holies Hypogeum)はヴァレッタの南東パオーラという街にあります。
ちょうど空港とヴァレッタの中間地点で、バスも割合走っていることから、最終日に朝一番の9時からのチケットを予約し、空港に荷物を預けてから向かうことにしました。おかげでカナリ早起きです、朝ご飯はサービス前だったので、フロントの方にお願いしてコーヒーだけでも飲ませて頂きました。

hypogeum-malta.jpg
http://watchmewander.com/malta/hypogeum
会場内は写真に撮ることができないのですが、
音声による解説があり、くわしい説明を聞くことができます。さらに言うと、音声には日本語があるので、こういう深い話を聞く際には非常にありがたいです。
日本人の訪問者が多いのか、努力してくれた誰かがいたのか、英仏独伊など西洋の言語に加えて日本語があったのはちょっと嬉しかったですね。
ま、あとから無理矢理追加した感があって、機械も(むしろ旧式の)ものっぽかったですwあまりものかなにかをつかったのでしょうか・・・?
同じ回に中国人の女の子たちがいたのですが、「なんで日本語はあるのに!」と悔しがっていて、なんだかいたたまれなかったです。でもあの子達英語上手だったし大丈夫でしょ!




この神殿は1902年に家屋建設中に家主が地下に奇妙な洞窟がある、という政府への届け出によって見つかったもの。実はそれ以前から地下に洞窟があると言うことを建設業者は知っていたのだけど、報告を行わず、廃棄物置き場として使用していたという。だから発見当時は大量のゴミや水であふれた酷い状況だったという。

日本でも埋文調査(まいぶんちょうさ)とかなんていって、うっかり遺跡なんかを掘り当ててしまうと、埋設文化財の調査の必要が出てきて、開発が遅れたり、費用が発生したりなんてこともあり、まぁメンドクサイのだとか。土壌汚染の調査と並んで(並ぶこと自体がおかしいといえばおかしいのだけど)出て欲しくない、ものらしい。

なんというか文化や衛生と産業の両立って難しいですよね。


さて、マヌエルマグリというイエスズ会の修道士の手を経たのち、マルタの考古学の父といわれるテミ・ザット郷により発掘と調査が行われ、地下3層からなり、38の石室が続き、全体の広さは役500㎡、発掘時には7000体の遺骨が発見されたという。
発掘当初は、もっと後の時代のものと思われていたが、調査の結果、紀元前2500年頃の古代エジプト文明が栄えていた頃と判明したわけです。
この紀元2500年っていうすごさに驚いて欲しい!
だって、今から2000年ちょっと前はあれですよ、キリストが納屋で生まれてたくらいですよ。そこからさらにそれより長い時間分前なんですよ!
なんか言いながらバカっぽいですが、そんなに昔なんです!!!!!

wikiさんによるの同時代(紀元26世紀)の出来事
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%80%E5%85%83%E5%89%8D26%E4%B8%96%E7%B4%80

ちなみに先日★100のモノが語る世界の歴史 大英博物館展(@神戸)★でみた、ウルのスタンダードも同じ時代ごろでちょっとびっくり(・∀・)

実際にみた地下神殿は、地上から掘り進んで作られたとは思えない程に、巨大であり、また、ただの洞窟ではなく石を積んで作られたかのような細工が施されているのです。
説明を聞けばきくほど途方もない仕事で、そしてその成果が数千年の時を超えて残っていること感動が襲ってきます。

また、この地下は墳墓として機能していたようで、一つの部屋が遺体でいっぱいになると新しい部屋をつくりまた埋葬を繰り返す。現在何もない空間をみると、入り口が胸の高さくらいにあったりして(実際は見学コースから眺めるだけですが)、移動しづらく思えるような部屋の構造は、その高さまで積み上がった人骨の上を使って移動していたからだというのです。当時、神殿内は腐臭と様々なにおいが入り交じる強烈な場所だったでしょう。神託の部屋という宣託を下すための男性の野太い声のみが反響する部屋など、不気味で厳かという言葉がふさわしい遺跡でした。

高いと感じた30ユーロの価値は、本当にあって、むしろ遺跡保護のために寄付したいくらいでしたwww



ちなみにマルタ古代文明への熱が高まって、売店でざっと眺めてつい買ってしまった英語のガイドブックはまさかの
全然違う年代で、マルタ騎士団系の話ですらなくちょっとショックでしたw

そういえば売店のおっちゃんが本当に買うの?って聞いてましたしねwww
そういうことか・・・・
何かよさげな本でてないかしら(・∀・)

IMG_0846.jpg

パオラの街の教会、神殿のようなかっこよさですね。
ちょうどミサを行っていたところでした。中は結構現代的でした。

IMG_0848.jpg

パオーラの街の教会のある広場にあったtrafic light cafeでハイポジウム前に朝ご飯を取っていたんだけど、おいしさハンパなかったです。つくりおきのミートパイだけど、すっごくおいしかったです(ㅎωㅎ*)
帰りに軽食としてテイクアウトしようか悩むレベルでした。
パンに関してはあたりの多い国でしたが、そのなかでもピカイチかも。
評判がいいようで、ひっきりなしに地元の方が訪れていて、いい感じでした。


IMG_0852.jpg

先ほどのカフェに搬入されていた訳ではないですが、こんなかんじではこばれてくるのかしら?


IMG_0855.jpg

パオーラとその周辺の町並みをちょっとご紹介。


IMG_0858.jpg

ところどころで見かけた骨の形のパン。わんちゃんが喜びそうな見た目!?


IMG_0860.jpg

これぞはちみつ色のマルタストーンの町並み。


IMG_0862_201512300137188b3.jpg


進入禁止多すぎでしょwww

IMG_0874.jpg


本来であれば、ハイポジウム近くにあるタルシーン神殿も訪問するのがセオリーなんですが、残念ながら工事中。
知ってはいたのだけど、工事のお兄さんが、すごく哀しそうな顔で残念ながら工事中で見学できないよ・・・と言ってくれました。

せっかくなので、入り口からのぞき込ませてもらいましたが(・∀・)


IMG_0868.jpg



IMG_0871.jpg

なんもみえん!!!



ランキング参加してます。
クリックしてくださるとすごく喜びます(○´∀`)ノ
にほんブログ村 大学生日記ブログ 理系大学生へ
にほんブログ村






IMG_0839_20151230013648116.jpg
鳥のあしあといりコンクリート(・∀・)
癒やされるけど、適当やな!
[ 2015/12/30 04:20 ] 海外旅行 マルタ共和国 | TB(0) | CM(0)

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://nitti00w.blog.fc2.com/tb.php/489-65d51177