☆ふぐを毒と歴史とおいしさの観点から語る☆

ふぐ


寒さも厳しくなってきまして寿司屋でもそろそろ常連さんにフグ料理ことてっちりのご案内を送る準備を始めています。


大阪ではてっぽうなんていうこともありますが、それはフグが毒を持っているから
命を奪うかもしれん鉄砲いうことです

しかもこの毒なかなかに強力で、あたってしまうと死に至ることもあるおそろしい猛毒です
さらにいうと解毒剤などもありません
彼奴の名前は
テトロドトキシン
tetora.png

主にフグの内臓に含まれていまして、フグの英名Tetraodontidaeからの命名です。

経口摂取で青酸カリの850倍の毒性だというからもうねw


こんなすさまじい毒性を持つフグ、ふぐ調理師資格がなくてはフグは捌けません、というかこの資格(と関連の条例)が都道府県によって違うんですよね
ですから土地によって厳しかったり、そうでもなかったり、と。

大阪より東京のが厳しかったりとかね。


フグの毒は生物濃縮といってフグたべたエサに微量含まれる毒の成分をフグが体内にため込むことで起こるわけです。
つまりフグが毒を作ってるわけじゃないってことね(正確には細菌が作るらしい)

養殖フグだとエサが違うから毒が少なかったりなかったり、季節やらいろんな要因で毒の含まれる部分が違ったり…
フグの毒についてはまだまだ分かってないことが多いらしいんよね(ㅎωㅎ*)ニョニョ


【フグは喰いたし命は惜しし】
なんて言葉がありますが、毒の集まるフグ肝がうまいんだとかなんだとか
あぶないので調理の過程で捨ててしまいます

養殖ものや種類、あと地域によっては食べれたり、あとは塩漬け、糠漬けetc.にして毒素を抜いたりなどなどフグ肝はさらに禁止要綱が複雑ですね。
うーん、どうなんかね。よくわかんないや


フグ毒の研究が進み解毒方法が解明されれば
石川県ではフグの卵巣(一番毒がやばい所)の粕漬けが売られているが、これには毒がない、でも仕組みが分からんのやって
心置きなくフグを隅々まで楽しめるようになるかもっすな(*´∪`*)

日本人の毒のあるものでもうまければ食べるという食に対するあくなき探究心には驚かされます
なんと縄文時代から食べてたんだって( ̄▽ ̄;)


時代は下って江戸や明治にはフグを題材にした句も多く、大御所たちの人間性を垣間見れてなんか好きですね

五十にて 河豚の味を 知る夜かな

                            小林一茶



この時代まだまだ技術は不完全、たくさんの死者を出していたとのことですから…
食べるにも本当、命がけですね

ちなみにフグの刺身を最初に食したのは高杉晋作らだったとかなんとか
さすが、風雲児!!
nitti高杉晋作好きなんでテンションがwww

こんにゃく、干し柿なんかの話を聞いた時も思いましたが
日本人って実はすっごくくいしんぼなんすね




今日、きちんとしたお店で調理さえされていれば安心して食べられるフグ料理
特に天然ものをお店で出すときは店全体にぱぁああっとすごーくいい匂いが広がります(*´∪`*)

高級でなかなか手の出ないお値段ですが、いつか稼ぐようになったら堂々と食べに行きたいですね

てっちり鍋のほかにも
フグ皮の湯引きをポン酢で、芸術的に薄く捌かれたてっさ(フグ刺し)を薬味と一緒に、フグのから揚げ、ひれ酒(日本酒に炙ったフグのヒレを入れお客様の前で火をつけます)などおいしい楽しみ方がたくさんございやすヾ(*´∀`)ノ




毒の話を散々しましたが

是非この冬フグをご賞味くださいませませ(○´ω`○)ノ
と、なぜか宣伝調で本日の記事を終わらせていただきます




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