★甘口ワインの作られ方いろいろ~貴腐ワイン/トカイ・アスー~★


先日ドイツワインの”多くは”甘ーい白だよってなお話をしたかと思います。

そこで、今日はワインが甘いとはどのようなことかちょっと考えてみたいと思います。


ワインを作るブドウにはブドウ糖や果糖などの甘い糖が含まれており、
それが酵母の力を借りて発酵し
アルコールことエタノールと炭酸ガスができるんですね。
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http://nihilisticbear.seesaa.net/article/78495518.html



日本酒なども同様に米を発酵させ作りますが
大きな違いはブドウの場合もともと果汁中で糖が存在するのに対し
日本酒では米(でんぷん)をまず麹菌で糖化させねばなりません。そこから発酵です。
※理科で習うでんぷんがブドウ糖に分解されるのとおんなじですね。ご飯をかむと甘くなるのと一緒です。
よければ過去記事★バナナは熟れるとカロリーがあがるのか★もご覧ください。
img55652612.jpg

http://www.rakuten.co.jp/kagaya/729673/900081/

で、

甘いワインを作るためには

①甘いブドウを使う
②発酵を途中で止めてたくさん糖が残るようにする(逆に完全に発行させると度数の高い辛口に!)


と大きくはこんな手法があります。(他にもドイツでポピュラーなブドウ果汁等を足すなどの方法があるらしいです。)

さて

この中で①について少し詳しく見ていきましょう。
甘いブドウを用意する為に甘い品種を使ったりブドウの粒をよりすぐったりなんていう工夫に加えて、
こんな方法がとられてきました。

Ⅰ)貴腐ワイン
貴腐菌(ボトリティス・シネレア)と呼ばれる菌により、乾燥させられ、濃縮されたブドウの実の果汁を用いて作られる高貴なるワイン。
貴腐菌は、普通は嫌われもののカビ菌のひとつなんですが、ことワインに限っては
面白く好ましい作用を引き出すんですね。
見た目は完全に腐ったブドウですけれどもw
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Wikipediaはんの画像


Ⅱ)遅摘みワイン
ブドウを完熟した後も木から落とさずおいておくとだんだん乾燥して、干しブドウのようになって甘みが増してきます。


Ⅲ)アイスワイン
この遅摘みワインを作っている間に寒波がやってきてブドウが凍ってしまうことがあります。その水分が凍ってしまったブドウを用いると濃厚な果汁を得られ、それで作ったワインがアイスワインです。


さてさて、
今回は貴腐ワインを詳しく見てみましょう。
というかnittiがこれしか飲んだことないだけなんですがw

貴腐ワインは、まぁワインショップや楽天など通販をみててもなかなかおたかいんですが
3大貴腐ワインといわれる
・ドイツのトロッケンベーレンアウスレーゼ
・フランスのソーテルヌ
・ハンガリーのトカイ

があります。


nittiは卒業旅行を中欧ヨーロッパにしたもので
ハンガリーの首都ブタペストに行ったことがありまして
その際かなーり、リーズナブルなトカイの貴腐ワイン、トカイ・アス―を購入することができました。

フランスのルイ14世に“王のワイン、ワインの王”と呼ばれたこのトカイワイン。

実際日本に持ち帰ったのは日本円にして500円ほど(1200HUFくらい・・・?だったかしら、単位はFt;フォリント)のトカイワインの種類の一つトカイ・アスー<Tokaji Aszu>。

これがとにもかくにも美味しくって、
アルコール耐性が低い家族にも大好評の香り豊かなデザートワインでした。

本当は1000円くらいのものも買ってたんですが道中鞄から落ちて割りました( ;∀;)
あの味はどんなだったのかしらと今だに気になっているんです・・・w

残念ながら写真が見当たらないので今調べていると出てくる
トカイワインのランクのどれにあたるのかが残念ながら分からないのです。

こんなのだったかなー??


ちなみにトカイワインのランクは貴腐ブドウの使われた量をピュットニョスという単位で表しランク付けされます。
なんか笑えて来ません、ピュットニョスって。

真面目な顔して3ピュットニョスのトカイワイン下さいとかいうんですよ。










正直、値段に対してあまりにおいしかったんで
これハンガリーから個人輸入して売ったら儲かるんじゃね?
と思ってちょっくら調べたのですが、




ハンガリーからの通販、敷居が高すぎました。
言葉の壁と、流通網の壁(アマゾンがなかったw)、(低価格帯しか調べてないのですが)案外妥当なラインで売られているという点、、
そして日本の法律(税関と酒類販売業免許)です。

うーん、お酒関連はやはり法律もめんどいなー、あきらめました。

お酒×海外とかで小銭稼ぎできたら最高なのになー。




トカイワインは美味しかったものの、ブタペストは首都であるにもかかわらずどこか寂しく、さびれた街でした。
国境をまたいだ路線の発着駅であるすごく重要っぽい駅が工事の途中で打ち捨てられてた?し。

美しい建物や美味しい料理など良いところもたくさんありましたが、活気がやはりあまり感じられなかったような。


実際旧共産圏にはいっていたためか、周りの国の都市に比べ発展が遅れている印象を受けました。
おかげで?物価はすごーく安いのん。
まぁいずれブログ記事書きたいと思います、いずれ。

ウィーンからの日帰りだったけど、正直もう一度行きたいかといわれるとちょっと微妙かな。
トカイワインだけは買いだめたいけれど。



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また分類に悩む、お酒・バーか科学か旅行か・・・
[ 2014/07/01 02:53 ] お酒・バー | TB(0) | CM(2)

こんばんは!

わたし完全な下戸なんですが、いまさらながら、ワインを一杯ぐらいは飲めるようになりたいとたまに訓練中です。
この記事はとっても勉強になりました。
それにしても、貴腐ワインに使われる葡萄は衝撃的。
でも、カビ大好き……じゃなくて、発酵食品大好きなので、ある意味そそられます。

ただ、日本では高そうですね。
もし欧州に行ったら、飲んでみたいです。
[ 2014/07/01 21:49 ] [ 編集 ]

marinさんこんばんは❤(。☌ᴗ☌。)
完全な下戸だと、無理に飲むのはほんとうはよくないのかもしれないですね(´・ε・̥ˋ๑)

でもワインでしたらグラス内で量も調節しやすいですし、お酒好きの方と分けて飲めば双方winwin?なんて思うのですがどうでしょう。
あまりお酒を飲まない方には、甘い白ワインが、やっぱりおすすめでしょうか。

発酵食品は本当面白いですよね。
シュールストレミングなど結構なゲテモノにもチャレンジしたのでおいしいばかりとはいきませんでしたが。
[ 2014/07/03 01:45 ] [ 編集 ]

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