★ロベール・クートラス回顧展@大山崎山荘美術館にいってきたよ★

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アサヒビールの大山崎山荘美術館に行ってきました

この美術館は阪急大山崎駅という、京都と島本町の間付近の駅から少し山を登ったところにあります。

京都南部と大阪の島本町周辺はいい水があるとのことでサントリーのビール工場や、山崎ウイスキー工場などお酒メーカーのゆかりがある場所です。どちらも工場見学を受け付けているので、セットで楽しむと良いと思います!
和製ウイスキーの代表とも言える「山崎」はここなんですよ!
nittiは白州のが好みなんだけどねw

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こんなかんじで山を登っていきます。歩ける距離ですが無料のバスも出ています。
千と千尋の神隠しのシーンを思い出してみたり?

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山荘と言うにふさわしいつくり。絵画だけでなく調度品も美しいので、訪れる価値あると思いますよ!



ずっと気になっていたんですれどいい美術館ですね。


今回は、「現代のユリトロ」、「第二のベルナール」などと称されるロベール・クートラス
大山崎山荘美術館開館20周年を記念し、そして氏の没後30年を期に
ー僕は小さな黄金の手を探すーとして回顧展が行われておりました。

初めて知る画家でしたがすごく興味深い方です。

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この作品、すごくデジャヴ感じませんか・・・

そうです、スマホケースそっくりなんです。
サイズもまさにiPhone7・・・www

小さな紙片に独自の神話のイメージや抽象的な模様で彩ったカルト
・・・フランス語でカードの意味、をたくさん制作したのです。

 ※ちなみに語源は古代ギリシャ語のkhartēsで、英語だとカード、
 ドイツ語だとカルテ、ポルトガル語・イタリア語ではカルタです。
 フランス料理のア・ラ・カルト(メニューから選ぶ単品料理の意)、
 や英国のマグナカルタ(大憲章)なんかもここが語源なんですよ〜!



このカルト、画商からはもっと大きなサイズで書けば売れると諭されたそうですが、
極貧にあえぎながらも、自らの描きたいモノを描き続けた画家

作品と来歴から垣間見える痛々しいほど純粋さは、哲学的ですらあります。
芸術家とはこのような偏執的なひとでなくては、なれないのだろうか・・・
私にはやっぱり無理だったなんて、いっとき画家になりたかったnittiは少しセンチメンタルな気分になってしまいます。

当時は全く売れなかったようで、スマホ登場を待てずして、時代を先取りしすぎたのでしょうか。



さて、この展覧会で印象的だった作品に
「僕のご先祖様」というシリーズがありました。
幼い頃、友人宅の城で見た、誰が描かれていたのか名前すらも忘れ去られたような肖像画
それを見て強い感銘を受けた画家が、空想上の自身の先祖を描いたとするシリーズ。
この作品紹介を見た瞬間、笑いが止まらなくなりました!ぶっ飛んでますよね!ダイスキ!!

ユーモラスで奇妙な作品が多く、そして、その奇抜な発想に、ただただすごいなぁと驚くばかりです。
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個人的に気に入った「月の光の住人たち」

そういえば人物画、なんかONEさんの描くワンパンマンみたいな気の抜ける顔が多かったのも印象的でした!






ちなみに常設展示として、地中館にはモネの睡蓮が3作品ユリトロやベルナールの作品、ロダン作の「考える人」のミニバージョンなどが展示されていました。
この展示室、パリのオランジェリー美術館のような円形の部屋に飾られていました(正確にはこちらは半円形)。直島にある地中美術館も確か、円形の白い部屋にモネを展示しておりましたが、この地中館もその流れを汲んでいるのでしょう。

こういった展示法はモネの構想したものだそうで、まさしく絵のためにハコが作られるという、画家冥利につきる美術館ですね。


個人的にはモネよりも、モーリス・ド・ヴラマンクの雪景色が好みでした。


いっこだけイマイチだなと思った点は、
半円状の部屋の円部分には春〜初夏を思わせるモネの睡蓮が3点
直線部分にはユリトロや、ヴラマンク、ベルナールの冬の作品が並んでおり、なんというか季節感を出そうとして、
まとまりのない印象になっているようにも感じました。

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★化学と宮沢賢治《大阪市立科学館》に行ってきた★

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化学と宮沢賢治という中之島にある大阪市立科学館が行う宮沢賢治生誕120周年記念企画イベントが会期終了間際だったので行ってきました。

文学と化学の組み合わせって弱いのよね。

宮沢賢治って特にnittiの好みという訳ではないし、
そんなに作品を読んだわけではないけれど、どちらかというと純朴素朴、悪く言うと夢見がちで田舎くさいなんて感想すら持っていて、化学という印象はほとんどなかったのよね。

高等農林学校に主席で入学したり農業のため土壌の栄養についての卒業論文をかいたりと、化学の方面に明るかったのは確からしい。「雨ニモマケズ」のような農民的な側面ばかりのイメージを持っていたが、ビジネスをやろうとしたりと様々な側面がある奥深いものなんですね。
化学の視点に意識し読むと銀河鉄道の夜などにでてくる鉱物の輝きに喩えられるような光景たちは、もっときちんと読むべきなのだろう。
そう思うと、宮沢賢治作品を腰を据えて読みたくなってきました。

教科書にのっていたものやら、有名作家の絵本仕立てになったようなものしか読んだことがなかったですし、しっかり作品に入り込むような読み方はできていなかったものなぁ。

展示は4階の一角で細々とおこなわれており、作品に登場する「化学」っぽいワードの現物展示がほとんどでした。
期待したほど深い内容ではなかったけれど、宮沢賢治作品を読むときの良いエッセンスになるのだと思う。

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リービッヒの考案したカリ球という炭素の定量分析を行うための実験器具があるらしく(この名前が一般的かといわれると?ですが)、ACSというアメリカ化学会のマークにも採用されているという実験器具を知れたのは存外の喜びでした。

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大阪市立科学館のプラネタリウムも初めて(ひとりで)みましたが、なかなか楽しかったです。
全く考え梨にチケット買ったのですが、後ろのカップルになにやらいわれているような!?!?
会話の端々を聞くに、「プラネタリウムに一緒に行った彼氏と別れた後に、プラネタリウムをみるってどんな気分なんだろうね」みたいなよく分からない話にまですすんでいたようなきもします。
自意識過剰な気のせいかも知れませんが、たしかにふらりひとりで行くにはハードルが高い場所だったかしら。

語り部さんも会場の注意なんかをしている最初は、癖のある話し方で最後まで聞き続けるのはしんどいかしらと不安になりましたが、どんどんひきこまれていく・・・あれはプロでした。



ちなみに大阪市立科学館も楽しいもので、いくらでも暇つぶしできますからね。
しらなかったけれど母校の理学物というまさに出身学部がかつてあった地らしいです。
ある程度内容が分かるものであっても、展示という形でみると全然印象が異なり、
nittiは家族連れの中食い入るように読む変なヤツでした(一人で行ったしw)。
やはり、小さい頃から科学館や博物館に親しむというのは、すさまじい教育効果だろうなと思う次第です。


一番は上野の国立科学博物館だと思うけれど遠いものな、ラスコー展行きたいよー!!!





★京都で話題の「GEAR」をみてきたよ!マジでオススメ!!★

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京都発新感覚エンターテイメント「GEAR」をみてきましたヾ(*´∀`)ノ

最初に行っておきます、すっごくオススメ(。・ω・。)
TRIP ADVISERという投稿型の旅行ガイドサイトがあるのですが数年前、京都でぶらり暇つぶししようと調べたところ、京都エリア1位になっていたのです。

京都1位を大阪に住んでいるnittiが知らないなんて・・・!そして海外からの旅行者からも高評価徒来たらどういうことか気になりますよね!

nittiも外国の友人を案内したときに経験がありますが、所謂名所だけでなく、なんでそんなところを知ってるの!?!?みたいなとこを知っていて、行きたがる人多いんです。定番だけじゃ物足りず多分nittiも自分が旅行するときには逆をやってると思うんですけどね。

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とにかく、そういう経緯もあって何年も気になっていたGEAR、見に行くまで数年を要したのは、フットワーク軽くて(一人でもどこでもいく)nittiらしくないのかも。
チケットは2700円から、で予約をしておくのが無難な混みようです。
nittiは友人にチケット予約してもらい3700円の席に座りましたが十分によく見え、小劇場ならでわの臨場感も感じられ良い具合でした。


あらすじ

人間型ロボット「ロボロイド」が働き続ける、忘れ去られた古いおもちゃ工場。人間が去った今も働き続けるロボロイドたちぼ前に、ある日この工場で向かし作られていた「ドール(人形)」があらわれる。ロボロイドたちは解析機能でドールに触れるうちに、人間が持つ「好奇心」を学習し、次第にドールと仲良しに。でも楽しかった時間もつかの間、あることをきっかけに工場の巨大ファンが大暴走。楽しそうだったロボロイドたちの電気がとまり、完全に動きを停止してしまう・・・・・・。
ドールの心に舞い降りる軌跡。そして祈り。切なくて少し泣けちゃうロボットと人形の出会いと別れ、そして再生のストーリー。

と公式のあらすじでストーリーは全てネタバレされていると思って良いのです。
演目は台詞のないノンバーバル(=言葉に頼らない)のパフォーマンスであり、あらすじを知らずにみても、外国の人が見ても、子供がみても十二分に楽しめる内容だと 請けあいます。
演劇界隈に詳しい訳ではないのですが、新しい時代がきたものだとびっくりしたものです。

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小劇場系、歴史ある建物専用劇場、舞台美術は柴田隆弘、スチームパンク、ノンバーバル、プロジェクションマッピング、レーザー、山田章博、文化庁お墨付き!?、パントマイム・ブレイクダンス・マジック・ジャグリングの4つのパフォーマンスとその回ごとに変わるパフォーマー。

※ちなみに山田さんは私が絵を仕事にするのは無理だと中学生時代に悟ったきっかけになった人ですw尊敬してます。
こないだみたシルクドソレイユ、上手く言語化出来ませんが、それと共通する点と、背反する点両方を持ち合わせた舞台だと感じました。

とにかくエンターテイメントなんです、ストーリーは分かりやすく迷わせず、パフォーマンスを魅せるだけでなく笑いが絶えない演出、最新技術(プロジェクションマッピング)がとりいれられるハイテクさ、ここもある種日本らしさのひとつなのかしら。チケット代の安さもあって、何度も通いたくなっちゃうかも。
ストーリーから分かるように悲しいストーリーにはせず、笑顔で終わらせてくれるところもエンターテイナーですね。
はじめは「ロボット」の動きしかできず感情も分からない、ロボロイドたちがドールからエネルギーを得て自由に動き出す、動ける喜びであるかのように次々とパフォーマンスを繰り出していくの。1人目のブレイクダンスでは、その喜びが最大限に表現されていて、みていてニヤニヤしてしまうほど(パフォーマーさん若いイケメンだったのもね、あってねw)
そうやって活き活きした楽しい時間がすぎ、動きが止まってしまったロボロイドたちのシーンはとても悲しく、ダニエルキイスのアルジャーノンの花束へを読んだときのような気分に。
でもそこで終わらせない、無言の劇だったが初めて発される声・・・

非常に印象的で、ぐっとくるシーンでした。

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今回のキャストは
マイム俳優:いいむろなおき
ブレイクダンス:たっちん
ジャグラー:酒田しんご
マジシャン:橋本昌也
ドール;平本茜子

幕開け、ロボロイドたちはぎこちないロボット動きをするのだけれど、やはり本職のパントマイマーさんは上手い、ピエロ的な笑わせ方もすごいですね。ブレイクダンスはプロジェクションマッピングとすごくマッチしていてとにかく格好いい!後半キャラ付けとしては残念キャラが与えられていますが身体能力の高さが驚異。ジャグラーさんは、ミスが分かりやすいパフォーマンスなだけあって、みた回は失敗がちらほら。でも決して笑顔を絶やさないところや周りのフォロー(キャッチする役どころだったダンサーさんがゴメンってする)みたいなのがいいなと思いました。そしてマジシャン、実はタネを知っていて、タネ通りだ〜ってなったパフォーマンスもいくつかありましたがそれを言うのは野暮ですね。マジック云々より衣装と決め顔決めポーズしちゃうキャラ付けがチャーミングで魅力的でした。



余談ですが、ギアをみながら思い出したのは高校でやった創作ダンスの授業でした。

必修化になった時期だったので、教える側も困惑しながらの授業だったようにも記憶しています。

こんな舞台の土壌としての機能がすこしでもあるのであれば、あのよく分からない授業にも意味があるのかも。


nittiたちの学校ではおもしろみのあるダンスは出来なかったのですが、友人のクラスでは・・・「納豆」を表現したりだとか。一番衝撃だったのは、


「弱酸の遊離」を表現した創作ダンスをやったという話・・・・知的ですね・・・


★初シルクドソレイユ!ダイハツトーテムをみてきたよ★


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少し前になるのですがシルクドソレイユのTOTEMという演目をみてきましたヾ(*´∀`)ノ


なんてったって世界に冠たるエンターテイメント集団シルクドソレイユですからね、大阪に来た折には是非みようと思っており、念願叶った形になりました。


シルクドソレイユの有名演目についてはDVDが出ており、TSUTAYAなんかでも貸りることが出来るので、自宅でみたことがあるのです。ですが、小さい画面で見るサーカスはストーリーがあってないようなところもあって、とにかく眠かった!

その記憶が鮮明で、高いチケット代を払って行くのにちょっぴり抵抗があったのですが、とにかく良かった。

眠いなんて一瞬たりとも思いませんでしたよ(。・ω・。)


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B席の端っこの方ではありましたが、迫力十分で、なによりあんなに人間の体が動くものなのだと驚きました。
とにかく所作ひとつひとつが美しかった!
月並みな感想ではありますが、技を極めた末の一つの形に感動しました。

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サーカスですから公演のためにテントを建てるのです。すごいテント、こんなのが移動しちゃうなんてとびっくりしますが、●●開館なんてお仕着せの会場でやるのではなく、トーテムのためのテントですから、細工が凝っていて、仕掛けがたくさん用意されています。

nittiたちが座ったB席は、270度ほどの扇形のテントの中で隅の各30度づつくらいがA席とB席に割り当てられており、一番安いB席はその中でも端の方、ということもあって、作動する仕掛けをよく見ることが出来るという利点?もありました。ほとんどの場所がS席なんですよね。S席の前の方だったら、すさまじい迫力だと思います。知り合いのダイハツの人にとってもらえたりしないものかしらん。無理かな・・・。
と小ずるいことを考えたくなる程度にはS席の真ん中前の方、よさげでしたよ!!!

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ついついパンフレットなんかも買っちゃいました。
私がみた回はもしかすると、メインじゃないほうのチーム(そんなのがあるのかしれませんがパンフレットに登場してない日とが多い)だったのかも知れません。

だから思い出すときに少しビジュアルが違うのは残念ですが、パンフレットを見ると演目をありありと思い出せるのです。買って良かった♥

特に印象に残った演目を上げてみましょう。ちょっぴりネタバレですので、お気をつけて。

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ひとつめがリングストリオという空中ブランコに似た演目。浜辺で男性2人が女性を奪い合うというストーリーで、登場する女性が美しく、でもちらりと見えるムキムキの腹筋に目が釘付けに。

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次にフープダンサー。フープダンス自体のすごさも荘ですが、先住民を思わせる野性味あふれる衣装が好みでした。

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そしてユイニサイクル・ウィズ・ボウルズ。2Mもの一輪車の上で足と頭で金属椀をやりトルする女性たち。
古典的な演目ではあれど、どこか神話的な調和の美しさがそこにはありました。演者をみると中国女性ばかりだったので、流石雑伎団の国ですね。

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特に驚き、見入ったのはローラースケートでした。氷に閉ざされたような世界でくり広げられるひと組の男女の演目。お互いの信頼感がためされるような、幻想的で、儀式のような静謐さ。
もう一度是非みたいと思う内容でした。

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最後は、トーテムのポスターにも多く登場していた、ロシアン・バー
幾何学な宇宙人か、未来人か、はたまたこびとか、とにかく現代の人類ではないなにかが繰り広げる演目。衣装と舞台装置が目を引き、そのデザインだけでお腹いっぱいの満足度。
当初のポスターなどから受けた印象では最初から最後までこのロシアンバーのような世界観でいくもののとおもっていました。
他の演目がどちらかというと、いにしえの神話や、先住民を思わせる内容が多かったこともあり、込められたストーリーが実はイマイチ分からなかったのですが、どうやら壮大な物語を描こうとしているようです。


nittiの理解力ではついて行けなかった・・・・。という部分を抜きにしても、とにかく素晴らしいショーでエンターテインメントでした!いつかラスベガスで常設しているショーなんかも見に行きたいなぁ(。・ω・。)





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今年国家試験を受ける妹が無事に試験に通って就職した暁には、母と妹に福岡公演のチケットをプレゼントしようかしらん。もちろんちゃんといい席のヤツを!!




★放送大学とradicoが出会って魔進化を遂げている(超オススメ)★


radicoというアプリについて今日は紹介したいと思います。
http://radiko.jp/

無料でラジオを聞き放題というアプリなのですが、ちょっと前から神進化を遂げておりまして、
過去一週間にさかのぼって好きな時間に番組を聴くことができるのです。

月会費を払えば、全国のラジオが聞けたり、と便利なこともあるのですが、
まずは無料でも十分楽しめています。


nittiの生活にラジオというものはほぼ関係のないものでしたが案外耳だけで完結するエンターテイメントは貴重なのかも!
例えば駅まで10分歩くんですがその時間って二宮金次郎のようにスマホをみていると危ないですよね。疲れが残った日の朝、電車通勤は目を閉じて過ごしたい、そんなとき。
後は料理や掃除などの家事をしている時間もラジオと相性がいいですねー!

とにかく移動を伴う作業的なものと相性が良いです。
逆に勉強したり、文章を作ったりするときには当たり前ですが向いてないですね。

飲食店のバイトでも仕込みのときはよく流れてましたっけ。




ラジコにはまった理由というのが「放送大学」のラジオ放送を時間に捕らわれず1週間分聞けるからなんです!
放送大学の授業は1コマ45分となっていて、無料版ラジコには1つの番組を3時間以内で聞いてしまわないといけないという制限があります。
3時間制限は一見デメリットのようですが、途中で止めてしまうというケースも減りますし、寝落ちでもして最後まで聞けなかったとしてもあきらめがつくので、案外いいのではないかなと思っています。


授業も放送大学の先生に加えて、第一線の先生方の講義が用意されており、初学者にも分かるものが多いため、興味半分で流し聞くだけでも十分ためになる内容になっています。


今期放送されているもので、個人的にオススメの授業をいくつかあげてみると


■西洋音楽史 岡田暁生 京都大学教授
 ラジオと音楽史の講義は相性がいいですね。毎週たのしみにしています。

■哲学への誘い 砂糖 康邦 放送大学客員教授
 学生時代興味があった哲学、本で読むと難解なので、聞くだけでちょっぴりかじってみようと思っています。そんでも難しい。

■国際法 柳原 正治 放送大学教授
 国と国との関係には明確で一定のルールがあると思っていましたが、それはかなり流動的なものだとわかります。国際問題がなかなか解決しないわけですね。

■刑事法 白取 祐司 神奈川大学教授
 犯罪に対する判決、量刑について、判断基準を垣間見れるので、実生活においても発見があり面白い内容。

■環境と社会 植田 和弘 京都大学大学院教授
 環境問題とその歴史についてかなり基礎からわかる良い授業だと思います。
 仕事にも関係があるので興味深い。

■現代哲学への挑戦 船木 亨 専修大学文学部教授
 聞いていても全くわからないのですが、面白いという希有な授業かも?

■比較行動学 藤田 和生 京都大学大学院教授
 ヒトと他の動物との認知の違いなどを解説。耳でさらりと聞いても理解でき、かつ興味深い内容なので特にオススメ。

■民法 円谷 竣 横浜国立大学名誉教授
 興味があるのでたまに聞いてます。


月曜日開講のものから曜日順で並べてみました。
もちろん毎週全講義を聴いているわけではないのですが、気が向いたときに、気が向いた科目を聞くだけでも興味の幅が広がります。
今回紹介したのはたまたまnittiが興味を持っている分野のもの。
最近は法律と哲学をかじってみたいなと思っていまして。
概論的なものばかりあげましたが、「上田秋成の文学」なんてちょっとマニアック?な講義も聞いてみると面白いです。

統計学やプログラミングの熱力学など理系科目?も聞くことができるのですが、印刷教材の参照も多く、耳だけで楽しむには難しい部分もある印象。熱力とか勉強したハズなのに分からないからね。

他にも英語やスペイン語など語学の授業も放送されていますが、あいにくリアルタイムでは聞けないものが多いです。
しかし、外国語を専攻していた友人曰く、放送大学の英語は最高にいい教材だから、本気で勉強したいなら最適なんだそう。放送大学の講義の質が高いというのは他の授業を聞いていてもよく分かります。
nittiも多少お金を出してでも試してみようかしら。



朝の身支度+通勤のちょっとの時間をつかって、ちょっと知らない世界をのぞけるってなかなか楽しいですよ!

気になったかたはホームページもみてみてください。きっと心惹かれる講義があるハズ?
http://www.ouj.ac.jp/hp/bangumi2/bangumi_radio.php




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ちなみに放送大学以外で毎週欠かさずきいているのがFM OSAKAのEnglish jukubox
大阪でしかきけないのかも知れませんが、NYで流行っている洋楽を1曲取り上げて歌詞を解説してくれるというもの。センスのいい選曲と、新しいアーティストの開拓が楽しいのでライトな洋楽ファンにはオススメです。










[ 2016/11/30 04:58 ] 大人のための自由研究 | TB(0) | CM(0)

★堺アルフォンス・ミュシャ館に行ってきたよ★

ミュシャをご存じだろうか。
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絵画好きの人でなくとも、お菓子のパッケージだの日常に密着した部分でその作品を目にしたことがあるハズだ。
例えば今回の企画展「ミュシャと新製の誘い」のポスター、これをみればどこかでみたことがある絵だと感じるのではないだろうか。


とにかく現代的で、美しいリトグラフ。
リトグラフというのは印刷であるから、大量生産された作品はポスターとして各所に収蔵されており、本物を目にする機会が多い作家でもある。
漫画などの絵にも大いに影響を与えており、ミュシャ風の扉絵なんて、ごまんとみたし、
正直私も真似して描いたことがなんどもあるw

美しくって魅力的だけれど、どうせ印刷なのだからわざわざ本物をみずとも画集で十分だと、商業芸術であると、どこか心の中にミュシャの絵を低く見るむきがあったのも否めない。そういうのもあって、ミュシャの故郷チェコを訪れた際にもミュシャの美術館はスキップしてしまいましたし。(ミュシャの母国語での読みはムハなんですよ!!)
だが、ミュシャ館でたくさんの作品、そして油絵を目にするにつけ、そんなイメージは吹き飛んでしまった。(やっぱり油絵なんかいって感じですがねw)



今回の企画展は
19世紀のヨーロッパで、産業革命による技術の革新により、多様な新製品が作られた。その製品の情報を伝え、人々の購買欲をあおる目的で作成された華々しいパリのポスターたちに商店を当てた展示となっていました。

知らなかったけれど、今回のポスターも「JOB」という紙巻きタバコの販促のもの。ミュシャの作品には企業名が入ったものがとにかく多く、商業芸術、デザインの時代の幕開けとでもいうか、新時代の芸術家であったことがよく分かる作りとなっていた。



本展示ではミュシャ以外の同時代の作品も多数展示されていたけれど、やっぱり巧拙でいうとミュシャが一番上手いのだよなぁ。
これは褒め言葉に当たらないかも知れないが「現代でも遜色ないデザインセンス」だと思う。



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1900年パリ万国博覧会オーストリア部門(1899)
手前に建つ女性がオーストリアを表しており、奥のベールをたくし上げている女性がパリをあらわしているのだそう。
一つ前のアカデミア美術館の記事でも書いたけど、国の擬人化好きよね。



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ラ・ナチュール(1899-1900)
ブロンズ像。ブロンズ像にまで手を出していたとは知りませんでした。他にもサラベルナールの貯めに作られたアクセサリーだとか、店舗のデザイン設計などもしていたみたいで、総合芸術家的な側面もあったんですね。




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ランスの香水「ロド」(1896)
こんな香水あったら買っちゃいますよね・・・。


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サラ・ベルナール ルフェヴェール=ユティル(1904)
大女優サラ・ベルナール。19世紀芸術を彼女を抜きにしてかたることはできないでしょう。
ミュシャの出生作となったのもサラベルナールを描いたジスモンダでした。
その出来に感嘆したベルナールがミュシャと6年の独占契約を結び、またミュシャがアールヌーヴォーを代表する芸術家となった契機でもあるようです。
ベルナールのために描いたポスターは多数あるのですが、その中でもnittiはハムレットが好きですねー。



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ムーズ・ビール(1897)
印刷の配色もまたいい。髪飾りの赤が映えた肌色も魅力的です。


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アブサン酒 ロベット(プリヴァ=リヴモンの作品)
ミュシャの作品ではありませんが、nittiの好きなアブサンというお酒なのであげて起きます。なんだかちょっとジョジョのジョリーンに似ていませんか?


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ウミロフ・ミラー(1903-1904)
中心にミラーが添えられた油彩画。かなり大きい作品です。
大きければ良いというものでもありませんが、やはり、大きな作品は本物の圧力を大いに感じさせてくれます。
正直この企画展の趣旨には合っていないようにも思いますが、立派な作品なので展示しないのも惜しいですしねw


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ハーモニー(1908)
こちらも油彩画で相当に巨大な作品。
この作品でミュシャを見直した・・というとえらそうですが、ミュシャ様に開眼致しました。もう一度見に行きたいなぁ。


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「イリュストラシオン」誌表紙(クリスマス号)
この絵大好きでした。でも漫画の表紙みたいですね。イリュストラシオンという名前もきっとイラストという意味なんでしょう。





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ちなみに塗り絵コーナーがあったので大人の本気を出してみました。
ミュシャ作品は塗り絵向きかもしれません。
ちなみに真ん中のがnittiです。肌が気にくわないのよね(ㅎωㅎ*)

★ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち★

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ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たちーアカデミア美術館所蔵ー
@国立国際美術館に行ってきました。

中之島にある国立国際美術館は週末に8時まで開館しているものですがら
大阪市内での会議のついでに滑り込みで観覧してきました。

中之島はアクセスが悪く、時間に余裕がないといけないと思っていたのですが、地下鉄の肥後橋駅からわりとすぐ何ですね。梅田側からあるくと、かなり距離がある上に、お散歩コース故かお店なども少ないんですよね。

肥後橋からは飲みに行きたくなるような、魅力的な店が揃ってましたよ。



さて、ヴェネツィアは3日ほどぶらぶらしましたが、カーニヴァルの時期だったので他に目を奪われて、アカデミア美術館には行き損ねてるんですよねー(ㅎωㅎ*)

ヴェネチアルネサンスにとりたてて興味があるわけでも、ヴェネチア派の巨匠ティッツアーノへの思い入れがあったわけでもなく、なんとなく「関西ぐるっとミュージアムパス」を使いたいだけが理由だったんです。(1500円⇒1300円なんで知れてますけどねw)

展示作品も50作ないほどで、広々した展示スペースと壁の色作品に合わせて落ち着いた色合いになっておりました。混雑もしておらず、ゆっくり宗教画を楽しめるいい展示でした。15世紀からのヴェネチアの美術の歴史を時代順にみていけるので、技巧の変化も合わせて楽しめました。いくつか印象に残った作品を紹介しながら、綴っていきまーす!


Ⅰ ルネサンスの黎明ー15世紀の画家たち

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■聖母子(赤い智天使の聖母)(1485-90) ジョヴァンニ・ベッリーニ
今回のポスターにもなっていた作品。
赤がいいなぁと思ってみていると、真っ赤な天使の顔面でびびりました。キリストの顔がなんか故ケネディ大統領に似ている気がするのは私だけでしょうか。


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■受胎告知の聖母(1480-90頃) アントニオ・デ・サリバ 

大天使ガブリエルが聖母マリアへ処女懐胎のお告げをするシーンである受胎告知。
左側にガブリエル、右側へ赤の服に青のベールが目標のマリアが描かれるという基本的な構図からはなれて、マリアにフォーカスした作品。
そのぶんマリアの不安と覚悟の表情がよく描かれ、鑑賞者が(ガブリエルの立ち位置として)作品に入っていくという体験が面白いのかも。
とはいえ、この構図はサリバのオリジナルではなくヴェネチア初期の画家でサリバの叔父のアントニオ・デ・メッシーナ
の作品の模写なんだそうです。



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■聖母子(1500年頃) フランチェスコ・デ・モローネ
この絵の余りの美しさに、しばらく見とれていました。絵はがきがあったら買ったかも知れません。
フードのしたの薄手のベール部分、首筋の美しさ。背景の赤垂れ、服の質感、どれも好みです。
キリストの顔が子供の顔でないのも、古い聖母子像によくみられるやつですね。ちょっとこわいです。


Ⅱ 黄金時代の幕開けーティッツアーノとその周辺

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■受胎告知(1563-65年頃) ティッツィアーノ・ヴェチェッリオ
410*240の見上げる程の作品。コレをみられただけで、この特別展に行く価値はあると思います。
ヴェネティアのサン・サルヴァドール聖堂に展示されているものだそうです。
薄暗い聖堂でみるのと、ライティングされた美術館でみるのとでは違いますし、近くまで寄れるという点でも、美術館の方が細部までみれると思います。
特にこの作品は、画像として平面でみるのでなく、巨大な作品を見上げるようにみたときにいっそうその迫力が、力強さが感じられたように思います。


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■ヴィーナス(1555-65年頃) ティッツィアーノ・ヴェチェッリオと工房
ティッツィアーノの描く人間は、美しいですね。
この聖母の顔にはきっとモデルがいるのだろうなと、nittiのただの直感ではありますがそう思うのです。



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■眠るヴィーナスとキューピッド(1540-50年頃) パリス・ポルドーネ
ティッツィアーノもそうですが、この辺から急に技術があがり、所謂「うつくしい」絵になっていってる気がします。



Ⅲ 3人の巨匠たちーティントレット、ヴェロネーゼ、バッサーノ

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■レパントの海戦の寓意(1572-73年頃) パオロ・ヴェロネーゼ
この第3セクションの3巨匠の時代では、書き込みの細かい絵が増えてきました。
なかでも、この構図が面白かったのでひとつ紹介しておこうと思います。
レパントの海戦とは1571年に当時猛威を振るっていたオスマントルコに対して、ローマ教皇・ヴェネチア・スペイン連合艦隊で勝利をおさめた戦争なんですが、この絵が描かれた時代を思うと、歴史の話ではなく、この作品はあくまで時事問題だったんですね。
天上の赤い服の女性が聖母マリアで、ライオンをつれた男性がヴェネティアの守護聖人マルコ、祈りを捧げている白い女性は、「信仰」もしくは「ヴェネツィアの擬人」なんだそう。
西洋絵画にも、国の擬人化って結構いろんな作品であるんですよね。日本のお家芸じゃないのですね?笑



Ⅴ ルネサンスの終焉ー巨匠たちの後継者

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■天国(1590-1600年頃) アンドレア・ヴェチェンティーノ
あららしい筆致、精緻な作品が続いていただけにひときは目を引きました。天国と言うより、まるで地獄のようです。




本作の展示は5つのセクションにわかれており、
①15世紀のルネサンス初期、②ティッツィアーノの時代、③ティントレット、ヴェロネーゼ、バッサーノの3巨匠時代、(④肖像画)、⑤16世紀末ー17世紀ルネサンスの終焉
と続くわけです。
好みはあれど、①、②、③と時代が下るにつけ、技巧が円熟していくのが分かるのですが、⑤のルネサンスの終演の時代はすこし尾羽も打ち枯れておりました。



聖母マリアの登場が多いということもあるのかも知れませんが、とにかく赤が印象的な作品が多くありました。ビロード調の光沢ある赤い衣。

以前、年配の美術ファンの方に、「いつも私は赤い色に注目して絵をみることにしているの」と聞いて以来、どこかで赤を気にしてみてきましたが、今回の作品群はどれも本当に赤が魅力的で、あのとき聞いたことばの意味が今頃になってよく分かったように思います。

また、ヴェネチアが舞台ということもあり、ヴェネチアのシンボルでもあるサン・マルコ広場が登場したり、冥界の王がローマ神話風にプルートーになっていたりと、ちらりちらり楽しませて頂きました。
また、「ルクレティアノ自殺」という作品の下敷きとなったストーリー、
美貌の妻であったルクレティアがローマ王の息子に強姦され、自害。これがきっかけで民衆が奮起しローマが共和制になったという伝説なんだそうです。

このルクレティアが先日読んだバルガス=リョサの「ドン・リゴベルトの手記」にでてくる美貌の妻、ルクレシアのモデルなんじゃないかしらとも思ったのですがどうでしょうか?





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国立国際7 

国立国際5 

同時開催のTHE PLAY展
大阪ではよく取り上げられることもあってPLAYというパフォーマンスグループのことは知っていました。
たとえば淀川を矢印の形をした筏や、小さな家のボートで下ってみたりというパフォーマンス。
現代アートの一つの流れだと思っておりました。

ですがまさか1960年代から活動しているグループだとは!



夏に大きなやぐらを組んで雷の到来を待つだとか、風に向かってただひたすら歩き続けるだとか、
しょーもないようなことをやってみるというところ好きですね。

そのさなかにいると楽しいんだろうな___。



★見世物大博覧会(国立民族学博物館)を見に行ってきたよ★

万博記念講演の中にある国立民族学博物館で行われている特別展示「見世物大博覧会」に行ってきましたヾ(*´∀`)ノ

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折しも本日は関西文化の日と言うことで、万博公園への入館料、国立民族学博物館への入館料、そして特別展への入館料と全て無料で観覧できちゃいました。

無料開放デーということを知らずに、「ぐるっとミュージアムパス」という3カ月有効なパス&割引券(1000円)をこの日から使いはじめようと持って行ったのですが、出番はありませんでしたw
ミュージアムパスを使うより安いので大歓迎なんですけどねw


ということもあって、駅も、公園内も人でいっぱい、混雑を心配しましたが、無料ということもあってか人の流れが早く、ストレスなく楽しむことができました。



「見世物」ってなんでしょう。


ダレンシャンというnittiが子供時代に愛読した児童書は奇妙なサーカスから物語が始まります。
蛇の鱗の肌をした蛇少年エブラ・フォンをはじめとして、胃がふたつある男に、骸骨男、よじれ双子、歯女と異形のものたちが集まるシルクドフリーク。

こどものころは何も思いませんでしたが、前時代の遺物という感すら漂う「見世物小屋」というやつですね。西洋では19世紀〜20世紀初頭にかけて、異形=フリークスの興行が人気を博していたそうです。近年は人権の観点から、そういった興行は行われていないとのことですが。

以前中国かどこかで、小人症のひとを集め、ショーをしていたテーマパークが糾弾されたことがありました。
一般から外れた人を見世物にするというのはいかにも趣味の悪いことにも思いますが、そこでこそ、個性を発揮して働けるのだとしたら・・・なんて議論がされていて考えさせられたのです。
オカマバーでオカマを笑うのか、はたして笑わされているのか。


有名作家の作品をたどってみても、
カフカの「断食芸人」やガルシアマルケスの「大きな翼をもつ、ひどく年取った男(エレンディラにに収録)」など見世物を描いた作品で印象に残っているものは結構あります。
暗くて卑屈で、でも怖いもの見たさもあってか目が離せない作品、だからこそ強く印象に残っているのです。


日本にも昔は、といっても両親が子供の頃なんかは見世物小屋があったと言います。
正直アングラなイメージが付きまとうし、子供の頃は教育上良くないからと、入らせてもらえなかったなんて話も聞きました。
一方で江戸時代には、大いたち=大きな板に血がついてるだけ、大アナゴ=大きな穴に子供が入っているみたいな子供だましのようなものもあったとか。
どんどんイメージだけがふくらんで、見世物小屋のイメージはごちゃごちゃとよくわからないことになっております。




さて、またも前置きが長くなりましたが、本展示では、否定的な文脈の中で語られることの多い見世物小屋を、アンダーグラウンドというよりは、日の元に出しても大丈夫な内容の展示ではありましたが、様々な視点からみていくことができるつくりとなっていました。

今回鮮烈に焼き付いたのは、一番最初のコーナーに展示されていた。
人間ポンプという芸をやっていた安田里美さん
映像展示もありまして、油を飲んで火を吹いたり、金魚を飲み込んで胃の中で釣り針で釣り上げたり、碁石をのんで色をわけて出したり、目でバケツを持ち上げたり・・・・・・・
どれを見てもいたそうで怖く、・・・・ちょっと見ていられないくらいでした。
タネも仕掛けもあるんだよ、といってくれれば楽なのですが、きっとないんでしょうね。

吉田さんは白子として生まれ、4歳で興行主に引き取られて、6歳で舞台に立って行こう見世物小屋一筋の
人生だったという壮絶な人生だったという。

この吉田さんにかかわる展示以外は、いわゆる見世物小屋的要素はなくて、
皿回しや梯子芸などの曲芸や、女相撲、獅子舞、科学展示(エレキテルとか)、曲馬、動物展示、それらのポスターが大半を占めていました。
ちょっと拍子抜けかもしれません。確かに見世物小屋だけにフォーカスしたものじゃないから当たり前なんですけどね。


しかし、このポスターがなかなか掘り出し物で、
いかに客に興味をもたせるかという点に執心しており、デザインにしろ、煽り文にしろ良くできているのです。真似したくなるくらいです。
大衆文化に訴えかけるものはわかりやすくセンスがいいことが大切なんだろうとわかります。

ポスターを見ながら気になったのですが、いつごろから文字は左から右に書くようになったんでしょうね?


あとは獅子舞の魅力に気づいたことも大きな収穫でした。
各地での祭りの見世物の様子が映像で流れており、ねりあるくような獅子舞ではなく、曲芸の要素が強い曲獅子2人で演じるからこそ動きに意外性があって、迫力がすごくかっこええのです。






続いて2階へ上がると、見世物とモノと題して、見世物で使われる展示物にフォーカスを当てたコーナーが続きます。
貝細工は綺麗で興味深く、どの作品も「竹島ファンタジー館」から借り受けているようでしたので、
近くを訪れた際には是非、立ち寄って見たいものです。
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竹島ファンタジー館




人形類の展示の中でひときは目を引くのが「菊人形」
菊人形というと、犬神家の一族しか思い出せないのですが、案外ポピュラーな見世物であるようですが、他の花の人形はないようなのです。
確かに菊は色も豊富で、小ぶりで密集して咲かせることもできるので、向いているのかもしれませんが・・・。


こうした展示たちも、たとえば、珍獣奇獣といった動物展示は動物園の登場で、映画の登場で生人形といわれる、リアルな人形の展示などが消えていったのだと言います。生人形を作っていた職人はマネキンを作るようになったんだとか。

それらは、「動物園」「博物館」「水族館」などにつながっているのでしょう。いくぶん毒気は抜けているかもしれませんが。



そうやって、ひとつひとつみていって、一番最後は
「寺山修司コーナー」とでもいうべき内容でした。
寺山修司が「天井桟敷」という劇団を主宰して「青森県のせむし男」、「大山デブ子の犯罪」だとか、「毛皮のマリーズ」なんかの作品があったらしいということは知っていましたが、
具体的にどういった内容だったかはよく知りませんでした。

どうやら、それらは「見世物小屋の復権」を提唱し、あのアンダーグラウンドな雰囲気の見世物小屋の流れを汲み、そして祝祭的な空間を生み出そうとしたものであったようです。

「奇優怪優侏儒巨人美少女募集」という募集をかけたというのだから。



最近寺山修司の「幻想図書館」という本を読みました。
「怪物たちのカーニヴァル」と題した章では、「彼らは<不具>ではなく<祝祭人間>的であると」繰り返し繰り返し主張していた。その主張がまさに、本展示の最後に繰り返されておりました。
この展示をみて、その主張の意図するところが腑に落ちました。






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本日万博記念公園内では「ABCラジオ」のイベントもやっておりたくさんのブースが出ていました。
さらりとしかみていませんが、うっかり、れんこんが安くて買ってしまい・・・

せっかく、細身のジャケット着て、ネイルもやって、普段の財布すら入らないんじゃないのって小さなカバンで私なりにオシャレして行ったというのに、
手には巨大なレンコンのビニール袋が、なんて全然テンション上がらない!!!!

しかも初っぱなに買ってしまうと言う愚行
(まぁ一人で行ったから気合い入れる必要なんてないんだけどねw)

日の出みりんも安くて良かったのですが、さすがにそこは思いとどまりました(ㅎωㅎ*)


ちなみに「日本民芸館」の方もせっかく無料だったので行きました。今は河井寛次郎という方のやきものを中心とした展示でしたが、よく分からんなぁ(ㅎωㅎ*)
というのが正直な感想です。やきものは結構好きなんですが、余りにも渋すぎた。
年を取ったら良さが分かるようになるのかしら。
[ 2016/11/21 00:07 ] 大人のための自由研究 | TB(0) | CM(0)